便所

こちらは女子トイレの一室です。

つらい

つらい。

今年度私は全てに挑戦し全てに失敗した。

彼氏だと思っていた人は彼氏じゃなかった。

友達と思っていた人はその場だけ私をあしらっていただけだった。

半年前から自分が希望していたゼミには入れなかった。

憧れをもって始めたバイトはついに誰にも惜しんでもらえずに辞めてしまった。

そして一年ぶりに精神科へお世話になることが決まった。

なぜだろう。

いつもそうだ。

毎日頑張って頑張って生きても最後には何も残らずいつも過去を切り捨てなければ明日生きていくのも辛い。

私は「人間」向いていないのだろう。

 

つらいからすぐ睡眠薬をのんで逃げる。

ありがとう睡眠薬、お前のおかげで夜がくる。

おそらく私は発達障害なのだろうと思う。

それくらいしか思いつかない。

私がいまこれだけ惨めなのは発達障害のせいなのだ。

私は努力をしてきたつもりだ。

彼氏だった人は向から告白してきたのだから思い上がりではなかったしちゃんと化粧、服、行動、言動、表情に気を配ったつもりだ。

でもダメだった。

お互いの気持ちはズレていった。

別れの挨拶もなしに別れた。

つらくて涙が出た。

友人は大学の期間中はほぼ毎日会ってたし授業も同じだったし食事もほぼ毎日一緒に取った。

だがしかし春休みの期間中遊びに誘うも予定がわからないだの決まってた予定はダメになったなどのらりくらりとはぐらかして私と会うことを拒んだ。

なんとなく「大学で一緒にいる分にはいいけど友達レベルには達してないんだよお前は」と言われたような気持ちになった。

そうだね。

私はただあなたの楽しい大学生活を邪魔する金魚のフンだったのかな。

涙が出た。

大学では来年度から全く興味のないことを学んでいくことになる。

それだけではなく自分が友達だと思っていた人は自分が入りたかったゼミにすんなり入り私は誰も知り合いのいないゼミに放り投げこまれてしまった。

私はゼミに入るために教授に顔を覚えて貰えるように努力してきた。

それが裏目に出たのだろうか。

これから私はどんな顔をして大学へ通えばいいのか。

辞めるわけにもいかないし、毎日地獄だ。

憧れのバイトはどれだけ努力しても上達することが出来ず常に誰かに迷惑をかけ肩身が狭く帰りの電車で「死にたい死にたい死にたい」と別に死にたい訳でもないのに脳みその中で声がループした。

緑のエプロンを着て働いた9ヶ月間は無駄だった。

唯一私を気にかけてくれすごくお世話になった方に砂をかけるように私は辞めた。

私はもう働けないと、私はこれだけ生きてきてバイトもろくに出来なかったと1人で泣いた。

これで発達障害じゃなかったらどうしよう。

わたしは障害のせいでこうなっている訳ではなくただダメなやつなのだとしたら。

ショックで死にたくなるだろう。

だが、死なない。

正確に言えば私は死ねない。

死ぬことなんて出来ないのだ。

今の私の生きがいは親である。

家族だけは私を大切にしてくれているように感じる。

多分私が死んだら葬式で泣いてくれるだろう。

いつも死にたくなる時母のことを思い出して踏みとどまる。

いつか父親と母親が亡くなったら私も晴れやかに自殺しようと思う。